学術ニュース  2014年09月30日 12:49

■文理 漢方医学独特の治療法紹介 舘野教授に協会賞

 文理学部の舘野正美教授(医学哲学)の漢方医学に関する論文がこのほど、漢方医学の学術団体である東亜医学協会の協会賞を受賞した。

 同賞は東亜医学協会の機関誌「漢方の臨床」に投稿された過去1年分の論文やエッセーなどの中から優秀な作品に与えられる。
 受賞論文の題名は「喜多村良宅『吐方論』攷」。吐方とは、薬などを用いて嘔吐させて治療する漢方独特の治療法。江戸末期ごろまでさまざまな疾病の治療に用いられていた。
 良宅の「吐方論」には、江戸中期の漢方医学独特の治療法の治験例などがまとめられている。舘野教授は「吐方論」の内容を紹介する一方、その知識を現代医学に生かすべきではないかと提言した。
 表彰式は9月28日に大阪市内のホテルで行われる。
 舘野教授は「受賞は大変光栄に思う。昔からある漢方の素晴らしい力を現在にも役に立てるようにしていきたい」と話した。

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