学術ニュース  2014年09月29日 16:32

■文理 生物資源科 2学部で企画展催す 古代サメ、ラブカの標本も

 文理学部資料館では、10月18日まで「古典籍から見る日本の書」展を開催している。

 日本の書の歴史について広く知ってもらう目的で開かれた。
 同資料館が「書道」に焦点を当てて展示会を開催するのは今回が初めて。総合学術情報センター、および文理学部に所蔵される書籍史料44点が展示され、弥生時代の墨書(ぼくしょ)から江戸時代に至る書の流れが概観できるようになっている。
 10月11日には、同学部講師として「古筆研究」の授業も受け持つ名児耶明氏が「写経と平安時代の書」と題して特別講演を行う。
 生物資源科学部は「相模湾の生物を知ろう」というテーマで、12月13日まで相模湾の自然を最新の研究成果により紹介している。
 深海生物が多数生息することで知られている相模湾は、珍しいサメの仲間が多いことでも世界的に有名だ。中でも、ラブカと呼ばれるサメは原始的なサメの特徴がみられることから「生きている化石」と呼ばれており、今回の企画展でもラブカの標本を目玉の一つとして展示した。また、貝類を含む深海生物の生態についての研究成果をポスターにまとめて展示した。
 施設を訪れた横浜市の会社員大友久さん(42)は「博物館にはよく行くが、ここは大学の付属施設なのに密度の濃い展示となっている。相模湾にはこんなに魚がいるのかと思った」と話した。
 同学部では11月22日に特別講演が行われる。

ラブカ.JPG

            「生きている化石」ラブカの標本(生物資源科)

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