総合ニュース  2014年08月22日 19:43

■DFAT事業化へ 文科省プロジェクトに採択

 医学部の松本太郎教授(細胞再生・移植医学)を中心とした研究プロジェクト「脱分化脂肪細胞(DFAT)の臨床用細胞製造と細胞治療への応用」が、文部科学省の「大学発新産業創出拠点プロジェクト」に採択された。

 同プロジェクトでは、大学と民間が一体となって研究の事業化を目指す。
 松本教授らは、脂肪から生成した多能性細胞DFATによる末梢動脈疾患(PAD)の治療法確立に取り組む。PADとは、生活習慣病などに起因する動脈硬化に伴う疾患で、患者の多くは高齢者。通常は、狭くなったり閉塞した動脈の先に別の血管をつなぎ血流を良くするバイパス手術などが行われる。一方、DFATは筋肉に注射するだけ。血流が滞っている血管にDFATが届くと新しい血管が形成され、血流が良くなる。
 松本教授は「今後、より多くの疾患でDFATを臨床応用できれば」と話した。

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