総合ニュース  2014年07月22日 18:01

■生物資源科 塚本研がマリアナ海を調査 ウナギの卵?採取

 生物資源科学部の塚本勝巳教授(ウナギ学)研究室は5月14日から6月4日まで約3週間かけてグアム島沖の西マリアナ海域でニホンウナギの生態調査を行った。

 孵化(ふか)後2、3日のニホンウナギの幼魚プレレプトセファルスと卵と思われるものを採取した。遺伝子解析でウナギの卵と確認されれば、塚本教授らが2009年に世界で初めて成功した天然卵の採取以来5回目となる。
 今回の調査目的は、ウナギの産卵行動の観察と産卵生態の解明。本学と海洋研究開発機構が共同で開発した水中カメラシステム「UNA―CAM(ウナカム)」を使い、ウナギの産卵シーンの撮影に挑んだ。今回は撮影できなかったが、同時に行った採取で卵と思われるものが二つ見つかった。
 ニホンウナギは6月12日に国際自然保護連合が発表したレッドリストの絶滅危惧種に指定されたため、今後、本格的な保護対策が求められる。世界的なウナギ研究者である塚本教授は「ウナギの産卵場所が分かってきた。撮影に成功したら、ウナギの危機を救える発見があるはず。今後も調査を続けたい」と話した。

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