学術ニュース  2014年05月24日 19:06

■芸術 しりあがりさん、稲葉教授 春の紫綬褒章受章

 春の褒章の受章者が4月28日に発表され、芸術学部関係者では、漫画家で同学部講師を務めるしりあがり寿さん(本名・望月寿城、56歳)と小説家でもある稲葉真弓教授(64歳)が紫綬褒章を受章した。

 しりあがり氏は、時代劇パロディー「真夜中の弥次さん喜多さん」などのギャグ漫画で注目を集め、朝日新聞連載の風刺漫画「地球防衛家のヒトビト」などで広く知られるようになった。東日本大震災後のボランティア活動に参加し、被災地の人々の心理、行動をありのままに描いた短編集「あの日からのマンガ」では文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。しりあがり氏は受章について「単行本を初めて出版してから来年で30年になる。漫画の新しいジャンルに貪欲に挑戦し続けてきたことが実を結んだのかな」と話した。
 稲葉教授は1973年に小説「蒼い影の痛みを」で婦人公論の女流新人賞を受賞した。小説「琥珀の町で」が90年下半期の芥川賞候補になったほか、92年には小説「エンドレス・ワルツ」で女流文学賞を受賞。2008年には小説「海松」が、川端康成文学賞と芸術選奨文部科学大臣賞をダブル受賞し、11年には小説「半島」で谷崎潤一郎賞を受賞している。

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