学術ニュース  2014年05月24日 19:05

■文理 本学の考古学研究の歴史 展示会で振り返る

 文理学部資料館は5月12日から展示会「日本大学・考古学研究のあゆみ」を開催している。

 発掘調査などで出土した土器や記録資料などの展示を通して、本学が取り組んできた考古学研究の歩みを振り返る。
 本学の考古学研究の歩みは、1929年から47年を第1期、51年から68年を第2期、71年ごろから現在までの第3期の3段階に分けられる。今回は本格的に考古学研究が始まった第1期に焦点を当てた。
 展示資料はすべて同学部の所蔵で、一部を除き初公開。後貝塚(千葉県船橋市)の展示資料は、出土した縄文時代中期の土器や石器、獣骨のほか、発掘調査の風景写真を収めたネガ台帳も含まれている。
 また、本学の第1期考古学研究に貢献した人物を紹介する展示もある。当時東京帝国大学助教授で本学非常勤講師であった松村瞭は本学初の人類学・考古学の講義を担当。その後任で縄文時代編年研究の第一線で活躍した非常勤講師の八幡一郎、多くの発掘調査を行った専任講師の門上秀叡を加えた3人の業績が紹介される。戦前から考古学研究を続けてきた大学は数少なく、この時期の研究成果を収めた貴重な展示となっている。
 来場した正原沙織さん(文理・史3)は「考古学研究の歴史に触れられた。当時の貴重な記録を見ることができ、とても勉強になった」と話した。

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          後貝塚の資料に見入る来場者

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