学術ニュース  2014年04月28日 18:32

■「六百番歌合」重文指定へ 本学所蔵 現存最古の写本

 本学が所蔵する鎌倉時代の写本「六百番歌合(うたあわせ)」(写真)が重要文化財に指定される見通しとなった。

 文化庁によると、鎌倉後期に書写された現存最古の写本で、中世和歌史上の貴重な資料。この写本は東京・上野の東京国立博物館で4月22日から5月11日まで一般公開される。
 総合学術情報センター(埼玉県所沢市)で保管されている貴重書のうち、鎌倉初期の歌人藤原定家の日記「明月記」の一部と平安後期から鎌倉初期にかけての歌人藤原俊成の歌集「長秋詠藻」が2012年に、鎌倉時代の土御門天皇の歌集「土御門院御集」が13年に重文に指定された。3年連続の重文指定は学校法人では初という。
 歌合は2組に分かれた歌人が歌を詠み合い、優劣を競う行事。六百番歌合は新古今の編さんにも関わった藤原良経が開催し、この時代を代表する藤原定家や慈円ら12人の歌人が1200首を詠んだ。その質の高さと量から歌合の最高峰と評されている。

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