総合ニュース  2013年07月23日 14:32

■生物資源科 海洋立国推進に貢献 ウナギ研究の塚本教授表彰

 世界的なウナギ研究者として知られる生物資源科学部海洋生物資源科学科の塚本勝巳教授(ウナギ学)が7月9日、第6回海洋立国推進功労者として表彰を受けた。

 海洋立国推進功労者表彰は、日本の海洋権益の確保などを目的に海洋基本法が制定されたことを受けて2008年に新設。これまでに、世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功した近畿大学水産研究所(10年)やタレントの「さかなクン」(12年)などが表彰されている。今回は塚本教授ら4人と3団体が表彰された。
 塚本教授は東京大学大気海洋研究所在籍中の09年、産卵場所や回遊ルートなど生態のほとんどが謎に包まれていたウナギが、新月の日に産卵することや産卵場所が海底山脈付近であることなどを独自の調査法で突き止めた。同年5月には中部太平洋のマリアナ諸島沖でニホンウナギの天然卵採取に世界で初めて成功した。
 
 塚本教授の話 自分の研究が国の役に立つということはとても光栄なこと。次の目標は産卵シーンの撮影。単独で産むのか、群れで産卵するのか突き止めたい。最終的には絶滅危惧種に指定されてしまったニホンウナギを救うため、完全養殖を可能にしたい。

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