学術ニュース  2013年07月23日 14:07

■日藝賞 森田公一さんが記念講演 曲作りの理念語る 「大いに迷い、大いに悩め」

 第7回日藝賞を受賞した作曲家の森田公一さん(73歳、1959年音楽学科入学)が7月8日、芸術学部江古田校舎で記念講演を行った。

 森田さんは電子ピアノを弾きながら、実際にコードを示すなど作曲の実践を手ほどきした。講演の半ばでは、自身が作曲した代表曲である「あの鐘を鳴らすのはあなた」や「青雲」などのサビを披露。音楽学科の学生ら約200人は、独特のハスキーな歌声に聞き入った。
 歌謡曲のみならず、テレビコマーシャルや映画の楽曲も数多く手掛ける森田さんは「スポンサーや企業の性格を考え、相手の要求に付加価値を付けることを念頭に置いている」と、楽曲制作の理念を明かした。曲作りに悩んでいると訴える学生に対しては「作曲する時は音楽の勉強をやめるべきだ。映画や美術作品に触れ、新鮮な物の見方や考え方を身に付けて」とアドバイスした。
 講演の最後には「先生や先輩が示す理論に反抗できるのが若者の特権。大いに迷い、大いに悩んでほしい」と激励した。

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          電子ピアノを弾きながら代表曲を披露する森田さん

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