総合ニュース  2013年06月20日 18:02

■学生生活実態調査 「日大でよかった」74%超 「今の学部でよかった」8割 調査開始以来、最高

 3年に1度日大生の意識や行動を調査する学生生活実態調査(2012年6月実施)の報告書がこのほどまとまった。前回調査(09年)同様、ほぼ4人に3人の学生が「日大に入ってよかった」と回答。「今の学部に入ってよかった」との回答も平均で8割近くに上り、いずれも1988年の調査開始以来最も高い割合を示した。一方、奨学金の受給率が増加したほか、アルバイト代を生活費や学費に充てる学生の割合が増えるなど、長引く不況の影響も見られた。

 調査期間は昨年6月11日から22日まで。14学部と通信教育部、短期大学部の学生約7万600人から無作為抽出した8313人が対象で、5761人から有効回答を得た。報告書は草間貞副学長が委員長を務める学生生活委員会と学生生活実態調査委員会がまとめた。
 入学直後の意識について「今の学部に入ってよかった」と回答した学生は平均で79・8%。「日大に入ってよかった」と答えた学生は74・2%で、いずれも1988年の調査開始以来最も高かった。
 学生生活の充実感では「とても充実」(18・9%)と「かなり充実」(22・6%)の割合は、前回(19・2、22・7%)とほぼ変わらなかったが、「あまり充実していない」(8・3%)と「全然充実していない」(3・9%)はいずれも調査開始以来最低となった。
 授業・施設・サービスなど43項目についての満足度を問う質問で「とても満足」のトップに挙がったのは前回同様「図書館の設備・雰囲気」(34・6%)だった。上位の項目に大きな変化はなかったが「教員の教え方」の項目が初めて20位に入った。この項目について「とても満足」「どちらかといえば満足」の回答を合わせると、前回の60・8%から66・4%へ増加(表参照)。教育の質を高めようと、2008年から全学的に取り組んでいるFD活動の成果を反映したとみられる。
 一方「奨学金を受給している」と回答した学生の割合は給付、貸与合わせて、前回の26%から31%に上昇。またアルバイトをする動機(二つ以内の複数回答)についても「衣服購入のため」が前回の27・2%から21・8%に減少した一方、「生活費・食費のため」との回答が42・9%から47・2%に増えた。「授業料・勉学費のため」との回答も14・2%から15・8%に増えており、長引く不況で厳しい経済状況であることがうかがえる。
 地震などの際の避難方法を知っているかの質問では、29・7%が「知っている」と回答。前回より10ポイント上昇した。またボランティアをしたいとの回答も前回の54・1%から63・1%に増加。いずれも11年の東日本大震災が影響したとみられる。
 調査結果は本学HPで見ることができる。

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