学術ニュース  2012年12月14日 17:58

■工 グッドデザイン金賞 浦部准教授設計の仮設住宅

 11月下旬に東京都江東区で開かれた「グッドデザインエキシビション」で、工学部の浦部智義准教授(建築計画学)がデザインに関わった仮設住宅がグッドデザイン賞の金賞(経済産業大臣賞)を受賞した。

 同賞は、審査委員会のみが選考する賞の中で最高賞に当たる。地元企業による施工や建材の再利用率が高いことなどが評価された。
 受賞作は、福島県の応急仮設住宅建設事業の公募に応じて設計した。木材ならではの断熱効果があり、木肌が居住者に安心感を与えるログハウス工法を採用した。居住者が自由に間取りを決められるよう、部屋の区切りを取り払い1室の空間を広げた。また建材に県内のスギなどを使用することで、地元の林業活性化にもつながるよう配慮。作品は県の事業にも採用され、会津若松市などに100戸ほど建設された。
 浦部准教授は、受賞作以外の仮設住宅の配置計画も担当。デッキや共同菜園を設置するなど、住民同士のコミュニケーションの場を設けた。同准教授は「学生の協力もあり受賞できた。今後の仮設住宅の在り方について、考えてもらうきっかけになれば」と話している。
 グッドデザイン賞は、経済産業省の外郭団体である日本デザイン振興会が主催する国内唯一のデザイン推奨制度。今回の受賞件数は1108件で、金賞は14件だった。

グッド浦部.jpg

 建材の再利用率が高いログハウス工法が評価された(浦部研究室提供)

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