総合ニュース  2012年10月25日 17:41

■イノベーションジャパン 森永教授が研究発表 研究成果を産業界に紹介

 大学などで創り出された研究成果を産業界に紹介する「イノベーション・ジャパン2012」が、9月27、28日に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された。

 本学からは、生物資源科学部の森永康教授(食品微生物学)が、再生可能資源のバイオマスから生産するバイオエタノールの効率的な発酵方法について研究成果を発表した。
 森永教授の方法は、酵母を乳酸菌と共に培養することで固定化して、連続的で安定したエタノール生成を可能にした。従来の方法だと発酵後に酵母を回収する必要があったが、この方法だと回収工程は不要となり簡易な上、低コスト、低エネルギーで生産できる。また、乳酸菌が作り出す抗菌物質などが作用することで、雑菌にも強くなる。
 バイオエタノールは、持続可能なエネルギー資源として注目されている。森永教授は「高い生産性が期待できるこの技術を、酒類を扱う企業などでも応用してほしい」と話している。
 科学技術振興機構などが主催するイノベーション・ジャパンは、大学などで開発された技術を産業に生かし、競争力向上を目指す国内最大規模のシンポジウムで、大学見本市としても知られる。

森永.JPG

  研究を発表した森永教授

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