学術ニュース  2011年04月23日 14:34

■文理 世界初、可視化に成功 超伝導下の物質電子移動で

 文理学部物理学科の久保康則教授(固体電子論)はこのほど、兵庫県立大の小泉昭久准教授らとの共同研究により世界で初めて超伝導下の電子移動の可視化に成功した。研究成果は3月28日付の米国の物理学専門誌「フィジカルレビューレターズ」電子版に掲載された。

 超伝導は物質の自由電子の移動と電子同士の結合によって起きるが、その様子が目で確かめられたことはなかった。久保教授らは、電子の移動速度が比較的遅いセリウム化合物を用いて可視化に成功。従来の理論では説明できない超伝導物質のメカニズム解明に道を開いた。
 久保教授は「世界の超伝導研究に貢献できたことがうれしい」と話した。

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