学術ニュース  2011年03月05日 13:06

■―工― 石賀さんが佳作に 「内開きの家」を提案 TEPCO快適住宅コンテスト

 東京電力が主催するTEPCO快適住宅コンテスト・提案部門の2次審査が昨年12月18日、都内で行われ、石賀悠也さん(大学院工学研究科建築学専攻博士前期課程1)のアイデアが佳作に選ばれた。

 作品部門と提案部門があり、石賀さんは提案部門に応募した。同部門のテーマは「ダメハウス」。397点の応募があり、11月30日に5人の審査員が書類による1次審査を行い、10作品に絞った。2次審査ではプレゼンテーションと審査員による質疑応答があり、最優秀賞、優秀賞、佳作を決めた。
 石賀さんのアイデアは、四つの内開きの扉を持つワンルームの家屋。「開ける」「閉める」といった日常の動作で生活の領域が変化するというもの。扉を内開きにすることで、家具を壁側に寄せざるを得なくなる状況を利用しようと考えた。扉の開閉は家具の配置を制限するが、扉は仕切りとしても機能し、個人空間と共有空間のいずれも作ることができる。家具を置く場所がほぼ定まっている一般の家屋と比べるとより多様な空間を作り出せる。
 石賀さんは昨年JACS全日本学生建築コンソーシアム住宅設計競技でも優秀賞を受賞している。
 石賀さんの話 2次審査に進めたのはうれしいが、佳作に終わって悔しい。プレゼンテーションで審査員へのアピールが足りなかったと思うので、もっと根本的に新しい建築の形を考えていきたい。

トラックバック・著作権・リンクについて
トラックバックURL

この記事のトラックバックURL:

このサイト内における全ての文章・画像・図表等の著作権は日本大学新聞社に帰属します
Copyright (C) NIHON UNIV. PRESS All Rights Reserved.