スポーツニュース  2010年10月26日 09:39

■レスリング 全日本学生 フリー120キロ相沢初V 岩永ら男女5段階で2位

 レスリングの全日本学生選手権が8月26日から29日まで大阪府堺市の金岡公園体育館で行われ、男子フリースタイル120キロ級で相沢優人(経済4∥宮城・仙台育英高)が初優勝し、相沢は同グレコローマンスタイル120キロ級では2位。

 フリースタイル120キロ級3回戦で斉藤信之介(商2=秋田・明桜高)との同門対決を制した相沢は、準決勝で村木孝太郎(拓大1)にフォール勝ち。決勝では第1ピリオド開始20秒で同門の岡倫之(商1=埼玉・花咲徳栄高)をフォールし完勝した。同55キロ級の矢後匡平(文理2=同)、同66キロ級の岩永翔吾(経済4=茨城・土浦日大高)、同120キロ級の岡はそれぞれ2位。同84キロ級の永田裕城(文理4=京都・網野高)は3位。
 女子は48キロ級の三村冬子(同3=同)が準優勝、67キロ級の飯島千晶(商2=東京・安部学院高)が3位だった。

副主将の重圧
 ○…「おまえひどい顔をしているぞ」と富山英明監督が笑った。フリースタイル120キロ級決勝後、普段はめったに感情を表に出さない相沢が、人目もはばからず号泣した。「自然と涙が出た」本人が後で照れくさそうに振り返った。
 昨年11月、永田とともに副主将に指名されて部をけん引する立場になった。「結果を出さなければ」という思いが、常に頭の片隅にあった。
 重圧に耐えるには練習をするしかなかった。以前から課題としていた腕と足腰の強化を念入りに行い、得意な技にも磨きをかけた。
 「いつも通りやれば勝てる」と自分に言い聞かせて挑んだフリースタイル決勝。相手は後輩の岡。互いに手の内を知り尽くしていてやりにくいと思ったが、先輩としても副主将としても負けるわけにはいかない。仕掛けた足技がうまく決まり、開始20秒でフォールに持ち込んだ。
 勝って泣いたのは高校以来。優勝のうれしさよりも、安堵(あんど)の気持ちが強かった。「副主将という立場がこんなに重いとは」。帰京した相沢はいつもの穏やかな表情で振り返った。

トラックバック・著作権・リンクについて
トラックバックURL

この記事のトラックバックURL:

このサイト内における全ての文章・画像・図表等の著作権は日本大学新聞社に帰属します
Copyright (C) NIHON UNIV. PRESS All Rights Reserved.