学術ニュース  2010年07月28日 20:54

■日藝賞 団十郎“役者”を語る 不自由さ壊す努力が成長に

 第4回日藝賞を受賞した歌舞伎俳優の市川団十郎さん(63歳、1969年芸術卒)が6月21日、芸術学部江古田校舎で記念講演を行った。

 市川さんは日本の伝統芸能である歌舞伎の役者として普段から大切にしていることなどを約1時間にわたって話した。
 市川さんは「歌舞伎の世界ではあいさつができないと何も始まらない。あいさつには歴史やその人の人間性などが詰まっていて、とても大切なものだ。今日では軽く扱われがちだが、ぜひマスターしてほしい」と話した。
 また「日芸には自由な校風があるが、自由なだけでは駄目。自分で何か不自由なものをつくり、その不自由さを壊そうとする努力が人を成長させる」と述べ、目標を高く掲げその目標を実現するよう努力することが大切だという考えを示した。
 最後に「今でも教授の言葉はいくつか覚えており、糧にして頑張っている。大学生活ではたくさん悩んで、楽しんでほしい」と締めくくった。

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