学術ニュース  2010年06月18日 20:42

■文理 武笠文庫の和書並ぶ 和歌に関する書物など展示

 戦前の文部省唱歌「池の鯉」や「案山子(かかし)」などの作詞者として知られる明治、大正期の国文学者武笠三(むかさ・さん、1871|1929)が所蔵していた書物を展示する「武笠文庫の和書|日本文学を中心に」が文理学部資料館展示ホールで5月10日から開催されている。

 武笠は、現在のさいたま市にある氷川女体神社で代々神主を務めていた武笠家の長男。東京帝国大学を卒業後、旧制中学、高校の教師として教壇に立った。1908年から国定教科書の編さんに携わる傍ら、文部省唱歌を作詞。没後、本学が蔵書を購入。「武笠文庫」として伝えてきた。
 5月10日から6月18日までは「源氏物語歌集」など和歌や歌学に関する書物、70点以上を展示。6月23日から7月30日までは江戸期の文学作品を中心に展示する。
 同学部図書館館長の辻勝美教授(中世日本文学)は「この機会に学生にも和書の魅力を感じてほしい」と話した。


mukasa.JPG
        貴重な古典資料の展示に目を凝らす来場者

トラックバック・著作権・リンクについて
トラックバックURL

この記事のトラックバックURL:

このサイト内における全ての文章・画像・図表等の著作権は日本大学新聞社に帰属します
Copyright (C) NIHON UNIV. PRESS All Rights Reserved.