校友・付属校ニュース  2010年04月16日 20:11

■佐野日大高 宇宙カイコを観察 宇宙線による影響を調査

 佐野日大高は2月2日から、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で休眠状態のまま約3カ月間滞在した卵からふ化し、人工飼料で育てられたカイコの第2世代を財団法人衣笠会からもらい、観察している。

 絹などの繊維を研究している同会は、カイコを観察することで宇宙や生物に興味を持ってもらうことを目的にこの事業を行い、全国の小中学校など35組が参加した。京都工芸繊維大と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の共同研究グループによる宇宙線が生物に与える影響を調べる実験の一環で同会が実験で使われた卵をもらい、この事業が実現した。
 佐野日大高の観察班は宇宙線にさらされたカイコの第2世代と地上で育ったカイコの様子を比較。カイコを低周波の音にさらしたところ、第2世代のカイコが死亡するなどの観察結果が得られている。同高で観察を担当するSSH(スーパーサイエンスハイスクール)クラスの2年生3人は、3月中に観察を終え報告書を提出する。観察後は観察風景を撮影したビデオを編集し、宇宙環境について考える教材として使う予定。
 観察班の栗田小弥加さんは「少しずつ愛着がわいてきた。宇宙線がDNAに与える影響を調べたい」と話している。


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微妙な変化も見逃さないよう毎日観察する

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