総合ニュース  2010年02月01日 16:46

■FD研究会で取り組み報告 教職員150人集う

 財団法人大学セミナーハウスと本学が初めて共催した大学セミナーハウスFD(ファカルティ・ディベロップメント)研究会が11月21日に日本大学会館大講堂で行われ、74大学の教職員約150人が参加した。

 FDとは、組織的な研修、研究を通して授業の内容や方法の改善を図るための取り組み。3回目となる今回のテーマは「FD組織化の現状と課題」。文部科学省高等教育局の今泉柔剛大学改革推進室長が基調講演した後、事例報告と討論の場では、山形大の小田隆治教授と立命館大の安岡高志教授がそれぞれの大学でのFDへの取り組みを紹介した。
 「FDネットワークの可能性」と題して講演した小田教授は、41大学・高専が情報を共有するFDネットワーク“つばさ”を昨年開設したことや授業評価アンケートを実施していることなどを報告。「大学間のFDに対する意識の差を埋めるには、情報を公開し共通の認識を持つことが大切だ」と指摘した。
 「FDの組織化と実質化」について話した安岡教授は、新任教員を対象とした育成プログラムや学部支援プロジェクトなどを紹介。自己点検や評価を通して、教員自身が具体的な目標を決めて日常の意識を高めることの大切さを訴えた。
 コーディネーターを務めた本学の勝山進FD推進センター長(本学副総長)は「各大学の特長を生かし、各人が授業の内容や方法の改善に努めることでFDの正しい形が見えてくる」とまとめた。

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講演する山形大の小田教授

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