総合ニュース  2009年11月28日 20:23

■生産工 10年後の学部像提案 「つながるキャンパス」 吉川、草柳さんが共同制作

 生産工学部が「キャンパスアイディアコンぺ 2009」として10年後のキャンパスの在り方についてアイデアを募集したところ27点が寄せられ、大学院生産工学研究科博士前期課程1年生の吉川啓太さんと草柳めぐみさんが共同制作した「つながる津田沼キャンパス」が最優秀賞に選ばれた。同学部は現在、授業内容やキャンパス設計などを見直すマスターアイデアの策定を進めており、今回寄せられたアイデアも並行して検討する。

 「つながる津田沼キャンパス」は、東邦大と隣接する同学部の立地を生かし、キャンパス同士に“つながり”を持たせ、地域との“つながり”も活性化させるという内容。東邦大との壁をなくし、二つの大学で隔てられた地域をつなぐ道も通す。その空間を地域住民に開放しフリーマーケットなどのイベントを通じて交流を図る一方、ラウンジや軽食店を設け学生の憩いのスペースも増やす。
 吉川さんは、頻繁に利用するサークル棟が本学の校舎と東邦大の間に位置していたため、東邦大を身近に感じていた。それだけに、東邦大の学生との交流がないことを長い間疑問に感じていたという。両大学のキャンパスをつなぐアイデアは、1年生のときから温めており、形にするのに時間はかからなかった。
 2次審査の5分間のプレゼンテーションでは、時間内で発表し切れなかった学生が大勢いた中、草柳さんは原稿を読まず自分の言葉で訴え、伝えたいことを明確に絵で表した。2人のアイデアとプレゼンテーション能力の高さが評価された。
 吉川さんは受賞後「サークルや研究室に入っていない学生は学校に居場所がないのでは、と感じていた。今回の企画は良い機会と思って参加した」と語った。
 コンペの企画委員長を務めた機械工学科の氏家康成教授(熱工学)は「日ごろ学生に接していると元気がないように見える。彼らのキャンパスについての意見を聞けて良かった」と話した。

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共作したアイデアを説明する吉川さん(左)と草柳さん

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