サークルニュース  2009年10月02日 18:21

■SCRP日本代表選抜 歯学部の梶さんが優勝 10月にハワイで研究発表

 歯学系学生が英語で研究発表する日本歯科医師会主催の「第15回スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)日本代表選抜大会」が8月26日、東京・九段の歯科医師会館で行われ「撤去容易な熱膨張性矯正用ブラケット接着材の開発」について発表した梶佳織さん(歯5)が優勝した。一昨年は秋山祐子さん(2009年同卒)が、昨年は会田悦子さん(松戸歯6)が優勝しており、3年連続で本学から優勝者が出た。

 梶さんは10月1日から4日まで米ハワイ州ホノルル市で開催される第150回米国歯科医師会主催のSCRP大会で日本代表として研究を発表する。
 梶さんは、歯科矯正で使うブラケットを撤去する際、歯の痛みやエナメル質の損傷を引き起こさない撤去容易な接着材(EDA)を開発。このEDAには熱を加えると膨張するマイクロカプセルが含まれている。ブラケットを歯に接着した後、80度の熱で加熱すると、マイクロカプセルが膨張しEDAを破壊、歯に悪影響を与えることなくブラケットを撤去できる。
 ウシの歯を用いてEDAの加熱時と非加熱時の接着強度を計測した結果、加熱時の接着強度は非加熱時に比べ30%から40%に減少することを確認した。また、加熱時の歯髄腔(しずいくう)壁の温度も痛みを感じるほどには上昇しなかった。

梶さんの話
日本では学生として研究を評価してもらったが、米国では一人のプロフェッショナルとして評価される。一人の研究者として成果を発表したい。

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