校友・付属校ニュース  2009年09月25日 14:51

■佐野日大高 SSH校ポスター賞 放散虫化石の分類方法研究

 文部科学省がスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定した高校の生徒による研究発表会(文部科学省・独立行政法人科学技術振興機構主催)が8月6、7の両日、横浜市のパシフィコ横浜で行われ、ポスターセッション部門で佐野日大高の安喰由実さん(3)、葛生智樹さん(同)、本田景之さん(同)のグループがポスター賞に選ばれた。

 安喰さんらの研究テーマは「放散虫化石の分類方法の開発と分類傾向の研究」。中生代に存在していた放散虫の化石には多くの形があるが、これまで分類方法は定まっていなかった。安喰さんらは同高周辺地区の地質を調査した結果、化石の形状によってX型、O型、A型に3分類できるのではないかと考えた。この3形状に従って分類すると、地質ごとに放散虫の形状の分布傾向を把握できることも分かった。さらに、化石の形状によって、地層ができたときの環境を推定できるのではないかとの仮説にたどり着いた。
 同高は昨年も口頭発表部門で文部科学大臣奨励賞を受賞している。今回のポスターセッションには全国のSSH指定校104校が参加した。
 安喰さんは「放散虫の持ついろいろな形に興味を持ち、研究を始めた。ポスター賞は取りたいと思っていたが、珍しい分野なので受賞できるか心配だった。受賞が決まったときはうれしかった」と話した。
 SSHとは、理系人材育成に向け、理系教育に力を入れている高校を文科省が支援する制度。

ポスター賞.JPG
説明する葛生さん

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