総合ニュース  2009年07月18日 16:18

■文理 動物の不思議を科学 昆虫研究のシンポを開く

 文理学部の総合文化研究室と自然科学研究所共催の昆虫研究に関するシンポジウムが6月20日、同学部百周年記念館国際会議場で開かれ、学生や地域住民など計136人が聴講した。

 テーマは「動物の不思議を科学する―休眠・冬眠・乾眠・擬態・変態・尾の再生」。生物学や生命科学の専門家が動物の擬態や変態などに関する研究成果を発表した。
 文理学部の外川徹助教(昆虫生理・生化学)は「華麗なる変身の分子メカニズムを探る―クチクラタンパク質遺伝子の解析から」と題し、脱皮を繰り返し幼虫から成虫へと移る段階での昆虫の体の機能と変態について詳しく説明した。
 また、名古屋大大学院の柳沼利信教授(同)は「形質と環境―カイコ胚(はい)休眠の観点から」と題し、遺伝子によって規定される形質が環境によってどのように変化するのかをカイコの胚休眠を例に挙げて詳しく解説した。
 外川助教は講演後「動物学の最先端の研究者と講演することができ光栄だった。一般の方に向け研究発表ができるこうした場はとても貴重。大切にしていきたい」と話した。

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