総合ニュース  2009年06月20日 20:53

■生物資源科 井上さんに獣医学奨励賞 感染症研究で成果

 大学院獣医学研究科の井上快さん(博士課程4)が4月2日から4日に宇都宮市で行われた日本獣医学会学術集会で獣医学奨励賞を受賞した。37歳までの優れた若手研究者に贈られる賞で、本学関係者の受賞は初めて。

 人獣共通感染症について研究してきた井上さんは、ネズミやリスなどのげっ歯類が人の心内膜炎や視神経網膜炎の原因となるバルトネラ菌をどのくらい保有しているか明らかにした。また研究過程で同菌の新種8種を発見した。
 学部4年生の2003年から現在まで、全国で約1千匹の野生ネズミを調査。約30%がバルトネラ菌を保育し約60%が人に病原性を持つ菌種であることを突き止めた。
 また、04年から08年にかけては国内にペットとして輸入されるげっ歯類28種類、約500匹を調査し、約20%が菌を保有していることも明らかにした。

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