総合ニュース  2009年05月27日 16:58

■文理 書物の変遷たどる 写本や版本など42点展示

 文理学部は4月20日から5月13日まで「日本の書物―かたち・とじかた」を同学部資料館展示ホールで開催した。同学部が所蔵している貴重な資料が公開された。

 わが国に紙が伝わって以来、さまざまな書物が作られてきたが、最初に考案されたのは巻物だった。しかし、巻物は後半部分を見るために全巻を開く必要があるなど不便だったため、内容を参照しやすい折本(おりほん)や冊子本などが現れる。今回の展示では、書物の姿がいかに変遷してきたかをたどった。
 巻物としては江戸中期の「為兼公三十三首和歌」(近衛基熙筆)など計42点を展示。展示物の中でも特に、縦8・5センチ、横6センチで手のひらにのるほどの豆本と呼ばれる「金葉和歌集」(年代不詳)が来場者の関心を呼んでいた。
 同学部資料館で助手を務める大平知香さんは「今年は例年より学生が多くてうれしかった」と話した。
 5月20日からは「王朝歌物語の世界」が開催され「伊勢物語」などの写本を展示する。

トラックバック・著作権・リンクについて
トラックバックURL

この記事のトラックバックURL:

このサイト内における全ての文章・画像・図表等の著作権は日本大学新聞社に帰属します
Copyright (C) NIHON UNIV. PRESS All Rights Reserved.