学術ニュース  2009年04月20日 20:53

■医 遺伝学的構造図作製に成功 哺乳類では世界初

 医学部の永瀬浩喜教授(がん遺伝学)らはこのほど、ネズミの遺伝子相互の関連性を一目で分かるようにした遺伝学的構造図の作製に成功した。哺乳(ほにゅう)類の遺伝学的構造図作製は世界初。

 一連の研究成果は1月11日付の英科学誌「ネイチャー」の電子版に掲載されたほか、3月26日付の雑誌版にも掲載される。
 がんの発症には多数の遺伝子がかかわっていることが知られている。永瀬教授らは、200匹以上のネズミを使い、ネズミの全遺伝子に相当する2万以上の遺伝子を調べ上げ、遺伝子の相関関係を解明した。その過程で、皮膚炎を引き起こす遺伝子が皮膚がんの発症にもかかわっていることも突き止めた。

 永瀬教授の話 
今回の研究は評価の仕方が難しいと思う。長年の研究成果が権威あるネイチャー誌に掲載されたのは名誉なことなのでうれしい。

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