総合ニュース  2009年02月05日 15:05

■医 ハートtoハート開催 臓器移植や脳死の理解促す

 医学部の南和友教授(心臓血管外科)が代表を務める臓器移植・市民公開講座「ハートtoハート―助かる命を助けられる国に」が昨年12月13日、東京都新宿区の京王プラザホテルで開かれた。同公開講座は臓器移植や脳死への理解を深めるため2005年から毎年開かれている。

 第1部では日本の臓器移植を取り仕切る日本臓器移植ネットワーク広報・普及啓発部長の雁瀬美佐さんと臓器提供者の父親である千葉太玄さん(74)が「日本の臓器移植の現状と問題点」について講演。雁瀬さんは臓器提供者意思カードの普及率が低いことを指摘し、インターネットでもドナー登録できることを説明した。
 第2部では心臓移植体験者3人が講演した。心臓が拡張する難病、拡張型心筋症を患いドイツで移植手術を受けた瀬川美由起さん(47)は「海外の移植手術は多額の費用が掛かる。日本で移植が活発になれば、患者の負担が減る」と話した。
 この後、米コロンビア大学病院の加藤友朗医師が臓器移植の必要性を訴え、北京五輪選手団団長の福田富昭氏(1966年経済卒)らもメッセージを送った。

ハートtoハート.JPG
講演する千葉さん

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