写真ニュース  2008年12月17日 20:37

■フェンシング全日本学生 女子サーブル団体V 学生大会4冠

 フェンシングの全日本学生選手権が11月12日から16日まで京都府乙訓郡の大山崎町体育館で行われ、本学は女子サーブル団体で4年ぶり2度目の優勝を飾り、個人の唐沢千夏(文理3=長野・赤穂高)も初優勝した。この結果、今季の女子団体は学生大会(関東学生リーグ戦、日本学生王座、関東学生選手権)の4冠を達成した。今月11日からの全日本選手権で全大会の制覇を狙う。

女子サーブル団体は1チーム3人構成で総当たり戦を行う。
 本学は決勝で、6月の日本学生王座で下した朝日大と対戦。1番手の唐沢が1―5とリードを許したが、2番手の荻根沢千鶴(文理4=埼玉栄高)が9得点し、10―8で逆転した。3番手の大西沙希(同3=福井・武生商高)も踏ん張り15―14で競り勝った。
 その後、再び逆転され一進一退の攻防を展開し、最終の9番手で再び荻根沢が登場。気迫のプレーで6点差を付け、45―39で優勝した。
 女子サーブル個人決勝は唐沢と荻根沢との同門対決となった。唐沢が終始リードを守り15―10で初優勝を決めた。唐沢は9月から10月にかけて行われた関東学生選手権に続いての優勝。
 また、男子エペ個人では昆直毅(法4=埼玉栄高)が3位に入賞した。


我慢してつなぐ 
○…学生大会4冠を懸けた女子サーブル団体戦決勝。「勝って当たり前」という前評判通り、チームの調子は絶好調だった。しかし、個人優勝したエース唐沢の調子が上がらない。1番手に登場したものの闘志が空回り、連続失点を許すなど暗雲が漂った。そこへ光明をもたらしたのは、キャプテンの荻根沢だった。2番手に登場し、最初の一打を決めると、さらに相手のミスを誘う絶妙なフェイント。「団体戦はいかに我慢してつなぐかが鍵」という冷静な言葉通り、強気に攻めて10―8と逆転した。
 3番手の大西も、1点差に追い詰められながらも危うい局面を耐え切った。しかし、後半になっても唐沢が不調。荻根沢は8番手に出場する唐沢に「大丈夫」と声を掛け背中を押した。唐沢は深くうなずくとこん身の一打で先制した。
 自らの手で優勝を決めマスクを脱いだ瞬間、荻根沢は涙をあふれさせた。山崎茂樹監督は「“勝って当たり前″だからこそプレッシャーも大きかったのだろう」とキャプテンの活躍をねぎらった。試合後「チームワークの勝利。一人一人がよくつなげられた」と、験担ぎで着ているチームおそろいのTシャツをつかみ笑顔を見せた。今月の全日本選手権でチームは解散する。当然5冠を狙い、有終の美を飾りたい。

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女子サーブル団体決勝戦、最終の9番手で荻根沢(左)がこん身の力を込めて一打を決めた

文・写真=名取 沙季

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