総合ニュース  2008年12月17日 20:18

■歯 歯周病とメタボ関連 前野教授らの研究で明らかに

 歯学部の前野正夫教授(衛生学)と本橋正史准教授(同)らが、ライオン歯科衛生研究所(LHD)との共同研究で、歯周病とメタボリック症候群(メタボ)との関連性を明らかにし、10月2日から4日まで、さいたま市内で行われた第57回日本口腔(こうくう)衛生学会で発表した。

 研究は、LHD所員で本学大学院に在籍する森田十誉子さん(歯学研究科博士課程2)が中心となって進めた。
 前野教授らは2006年4月から07年3月まで、東京や大阪など9都道府県の24から60歳の有職者の男女2478人を対象に、メタボの指標である肥満度(BMI)、血圧、脂質、血糖値と、歯周病の判定基準となる歯茎のすき間や歯石の有無などを調査した。
 この結果、メタボ4指標に該当しない人は48%、一つ該当は27・1%、二つは16・7%、三つ以上は8・2%で、歯茎のすき間などが観察された人は25・9%だった。
 統計処理した結果を解析したところ、メタボ4指標の項目の該当数が多い人ほど、歯周病のリスクも高くなる傾向があることがはっきりと浮かび上がった。この傾向は、歯周病やメタボのリスクが高いとされる中高年者だけでなく、20から30歳代の若い人たちも同じであることも分かった。

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