サークルニュース  2008年10月28日 22:47

■芸術 「ゼミ誌」活性化狙い 第1回「金のたまご文学賞」

 芸術学部の日芸マスコミ研究会はこのほど、文芸学科の「ゼミ誌」に載った作品を対象に「金のたまご文学賞」を贈った。「ゼミ誌」掲載作を対象にした賞は初めてで、学生の創作意欲をかき立て、ゼミ誌の閲読率を向上させる狙いがある。

 ユニークな賞を立ち上げたのは同研究会の代表で文芸学科3年生の矢賀部小雪さんら15人。いずれも山下聖美専任講師(文芸研究)の「文芸研究実習Ⅲ」の受講生で、矢賀部さんは本社主催の第24回日大文芸賞優秀賞の受賞者。研究会は今年4月に発足した。
 文芸学科の各ゼミでは、40年ほど前から「ゼミ誌」と呼ばれる冊子を年に一回程度発行してきた。過去には作家のよしもとばななさんや林真理子さんの作品もこの「ゼミ誌」に掲載された。
 現在、年間数十冊が発行されているが、学生たちが読むことは少ないという。矢賀部さんらは、掲載作品に賞を贈れば閲読率も向上すると考え賞を創設した。今回は、5月から約3カ月かけて約50冊の500作品を対象に選考。9月26日に創作、評論、ジャーナリズムの3部門で四つの受賞作を発表した。受賞者には金の王冠と金メダルが贈られた。評論部門で受賞した高橋享平さん(3)は「第1回目の受賞者になれてうれしい」と話した。
 受賞作は次の通り
▽創作部門 小説「レバノン・ナイト」 榎本亜紀さん(文芸2)▽評論部門 「君は『あ』の境界線を見たか|あるいは『君と僕の全てをロックンロールと呼べ』におけるサンボマスター観察」 高橋亨平さん(同3)▽ジャーナリズム部門 インタビュー『作家・窪島誠一郎 無言館と私』 石榑(いしぐれ)聖明さん(同) 編集『CMYK%』文芸研究Ⅲ高橋幸治ゼミ

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