校友・付属校ニュース 2008年07月23日 13:36
■校友らがボランティアで入院児に影絵上映
本学校友の綾部東洋子さん(1966年芸術卒)が代表を務める影絵の会が6月2日、医学部付属練馬光が丘病院の小児病棟で影絵の上映会を催した。入院児や保護者、病院関係者ら約30人が鑑賞した。
上映会を催したのは、綾部さんが在学中の63年に芸術学部放送研究会のメンバー6人とともに結成した影絵グループ「あけびの会」。
今回の演目は「さるかに合戦」。色セロハンを使用し、鮮やかな影絵がスクリーンに映し出された。子ガニたちが悪いサルを懲らしめる場面では子どもたちが歓声を上げた。
その後「おべんとうばこのうた」や「げんこつ山のたぬきさん」など童謡10曲に合わせた影絵を上映、一緒に歌を口ずさむ子どももいた。公演終了後は子どもたちが影絵人形を自分で動かし楽しんだ。
あけびの会は年間約20回のボランティアで公演を行っており、海外に出向くこともあるという。8―10人のメンバーで公演を行い、小道具だけでなく音声も自分たちで制作している。今回の公演は、あけびの会の活躍を知った同病院が上演を依頼して実現した。
綾部さんは「子どもたちだけでなく、看病などで苦労されている保護者の方にも楽しんでほしいと思っていた。たくさんの人が来てくれてうれしかった」と公演を振り返った。
影絵に見入る入院児たち
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