校友・付属校ニュース  2008年07月23日 13:26

■佐野日大高 つくば生物研究コンテスト 渡辺さん金賞受賞 

 中、高校生による生物学の研究発表会「つくば生物研究コンテスト」が5月24日、茨城県つくば市の筑波大学で開催され、佐野日大高の渡辺大貴さん(3)の研究が最高の金賞に選ばれた。コンテストには23校が参加、28件の研究が審査対象となった。
 

 渡辺さんのテーマは「木材の組合せによる動きの研究―松かさの動きの応用」。審査員10人の前で、写真やグラフなどを挿入したパネル3枚を使って発表した。
 渡辺さんは小学4年生のとき、クリスマスツリーに飾った松かさのりん片の開閉に興味を感じ研究を始めた。りん片は、乾湿による収縮と膨張の繰り返しで開閉することが分かり、高校1年生の時にはりん片の表裏の収縮率の違いで松かさの開閉が起こることも理解した。
 その後、松かさの開閉を再現するモデルとして、板目板と正目板を接着した。板目板は吸水すると反り、乾燥するとねじれる性質を持つ。一方、正目板は乾湿による影響を受けにくい。両者を接着すると、板目板が乾燥しても正目板が全体的なねじれを防ぎ、松かさの開閉の動きのダイナミズムが再現できた。
 審査員を務めた筑波大の佐藤忍教授は「身近な疑問を解決するだけでなく、導いた答えから発想を膨らまして応用した点が素晴らしかった」と話した。

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