学術ニュース  2008年07月23日 11:40

■文理 はにわまつり開催 武人埴輪など約20点展示

 文理学部は6月18日から7月28日まで「はにわまつり―造形に込められた想い」を同学部資料館展示ホールで開催している。

 本学考古学会が発掘し、同学部が所蔵している埴輪(はにわ)など約20点を展示。1952年に千葉県山武市の朝日ノ岡古墳から出土した埴輪「双脚武人」は古墳時代(6世紀後半)のもので、当時の武人の様子をよく伝えている。はかまをはき、帽子などをかぶり装飾品を身に着けている姿は身分の高さを表現している。埴輪は完全な形で出土されることはほとんどなく、今回展示された双脚武人は腕や足のつま先などを石こうで補修したもの。円筒埴輪や女性埴輪のほか、展示会に協賛した大塚はにわ店が製造し、実物は東京国立博物館で展示されている国宝「挂甲(けいこう)の武人」のレプリカも出展された。
 また展示会に伴う特別講演会が同学部4号館で2回にわたって行われた。第1回は6月28日に同学部史学科の竹石健二教授(考古学)が「ハニワとの対話」と題し講演。第2回は7月5日に千葉の芝山古墳・はにわ博物館館長の福間元氏が「房総の古墳と朝日ノ岡古墳の埴輪」と題し講演した。
 講演会のない毎週土曜日には考古学専攻の大学院生による展示品の説明会を行っている。

トラックバック・著作権・リンクについて
トラックバックURL

この記事のトラックバックURL:

このサイト内における全ての文章・画像・図表等の著作権は日本大学新聞社に帰属します
Copyright (C) NIHON UNIV. PRESS All Rights Reserved.