学術ニュース  2008年05月29日 19:26

■理工 飯島助手に学術奨励賞 予混合圧縮着火燃焼に道

 理工学部の飯島晃良助手の「発光・吸収計測による予混合圧縮着火燃焼の研究」がこのほど、第58回自動車技術会賞の浅原賞学術奨励賞に選ばれた。予混合圧縮着火燃焼とは燃料と空気の混合気体を、点火プラグを使用せずに圧縮・着火させる燃焼方式のこと。効率が良く、排気ガスも従来の燃焼方式よりクリーンなため、次世代エンジンへの応用が期待されている。同助手の研究は、この燃焼方式の実用化に大きく貢献したことが評価された。

 予混合圧縮着火燃焼は、燃焼の制御が複雑で実用化は難しいとされてきた。同助手は燃焼のメカニズムを解明するため、この燃焼方式に伴う化学反応で生じる光に着目。光を分析、調査し、燃焼の制御に影響を及ぼす着火の開始や化学反応のメカニズムを突きとめ、実用化への可能性を開いた。
 飯島助手の話 地球温暖化とエネルギー問題の解決が早急に求められている中、多くの研究が進められている。今回の研究がそうした問題の解決に寄与できてよかった。今後も研究を進めていきたい。

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