学術ニュース  2008年04月24日 18:53

■生産工 鉄道分野で新技術 低価格で線路の点検が可能

 生産工学部は鉄道分野の新技術に関するシンポジウム(NU|Rail2008)を3月14日、津田沼校舎37号館で開催し、鉄道分野におけるIT関連などの新技術に関する研究成果を発表、討議した。

 綱島均教授(制御工学)の研究室は、車両の振動から線路のゆがみやひびなどの異常を検出する騒音計などを取り付けたパソコンを普通車両に搭載した「プローブ車両」についての研究を発表。同研究室の院生、森裕貴さん(生産工学研究科博士前期課程1)がプローブシステムについての説明を行った。
 プローブ車両とは、騒音計などを取り付けただけの一般的なパソコンを車両に搭載したもので、プローブ車両に搭載されたセンサーが、列車運行に伴う危険を判定、不注意などによる事故を減らすことができる。
 低価格で線路の異常を点検することができるため、利用者が少なく人件費などに予算を割く余裕がない地方路線などでの活用が期待されている。
 シンポジウムではこのほか、車両事故などによるダイヤの乱れを早急に回復するためのシステムなどについても発表があった。


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プローブシステムを説明する森さん

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