総合ニュース  2008年04月23日 19:21

■工 田野講師が名誉教授 トルコで地盤調査に貢献

 工学部の田野久貴講師(構造力学)が2月29日付で、トルコの国立パムッカレ大学の名誉教授に就任した。

 田野講師ら研究チームは、地盤や岩盤の動きによって放出される超音波領域の波動を簡単に計測する装置を開発。この装置を使い、トルコの南西部にあるババダーで9年ほど前から地質の監視調査を行ってきた。
 丘陵地帯にあるババダーは特に地滑りが起こりやすい。ババダーの中でも地盤が不安定な地域に約千人が住んでおり、トルコ政府は転居勧告を出していたが、危険を裏付けるだけのデータが無かった。そこで、雨天時などの地盤の状態について計測したデータを使って分かりやすく説明したところ、多くの居住者が納得して移転に応じたという。こうした成果をトルコ政府が高く評価した。

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