総合ニュース  2008年03月26日 17:23

■生物資源科 インドネシアシーラカンス特別展 世界で2体の希少標本

 世界で2体しかない「インドネシアシーラカンス」の標本を公開する特別展が、生物資源科学部の博物館で3月4日から6日まで開催された。3日間で約6300人が見学に訪れた。

 「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスはアフリカ南東部沖で多数捕獲されているが、インドネシアシーラカンスは、シーラカンスとDNA配列がまったく異なる新種。1997年にインドネシアのマナド市沖で初めて捕獲されて以来、3体しか確認されていない。現存する標本は2体しかなく極めて貴重なものだ。
 現地で、生息地域調査に貢献した福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」の活動を評価したインドネシア政府が昨年11月、初めて国外への持ち出しを許可した。
 展示された標本は体長127・3センチ、重さ51キロのメス。同学部はアクアマリンふくしまでの展示前にCT撮影も行った。5日には同学部の鯉江洋専任講師(獣医内科学)らが分布状態などについて講演を行った。
 標本は3月8日から23日まで東京都江戸川区の「葛西臨海水族園」で展示後、アクアマリンふくしまで6月いっぱい展示する。


2シーラカンス.JPG
「生きた化石」に子どもも興味津々

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