総合ニュース  2008年03月31日 12:45

■学術研究戦略会議 研究プロジェクト募集開始

 本紙3月号(第1252号)第1面に掲載した『「学術戦略研究会議」設立』の記事に誤りがありました。お詫びして、下記のとおり訂正いたします。

 大学の学術研究が一層の質の向上を求められる中、本学研究員会内に設置されている「学術研究戦略会議」による研究プロジェクトの募集開始が3月4日、常務理事会で承認された。同研究戦略会議は、日本大学の総合力を象徴する高度な研究を推進する目的で、昨年10月に設立。募集によって採択されたプロジェクトには、年間最大2億円の研究費が補助されるなど、全学を挙げての支援が行われる。

 これまで本学の学術研究は各学部の自主性が優先されていた。一方で、14学部を擁し幅広い学問領域をカバーしている本学のメリットを研究成果に結びつけるためには、複数の学部が一体となって学術研究に取り組む戦略が求められていた。
 こうした中、本学研究委員会は一昨年12月に学術研究戦略の基本的枠組みなどについて小嶋勝衛総長・理事長に答申。この答申に基づき、学術研究戦略会議が研究委員会内に設けられた。今年3月4日の常務理事会での承認を受け、プロジェクトの公募は同月6日から開始された。
プロジェクトの募集に当たっての統一スローガンは「健やか未来の創造」。研究成果を通じて人材の育成、社会への貢献などを目指す。
 研究プロジェクトには、戦略推進事業(ユニバース型)、高度化推進事業(ユニバース型)、高度化推進事業(カレッジ型)の三つのカテゴリーを設けた。
 戦略推進事業ユニバース型は、同戦略会議が研究テーマを設定。複数学部との連携を必要とする「先進性・学際性」を含む研究であることが条件で、同戦略会議の趣旨が最もよく反映されたカテゴリーといえる。このプロジェクトは、研究課題を期間1年の「計画研究」として募集。これを同戦略会議が審議し、その中から「指定研究」を採択する。計画研究には年間1000万円、指定研究には年間最大で2億円の研究費(最長5年)が補助される。
 高度化推進事業ユニバース型は、戦略会議による設定テーマを参考にしながら、学部の独自性も取り入れた複数学部連携のプロジェクト。高度化推進事業カレッジ型は、従来の私立大学学術研究高度化推進事業であり、各学部の研究者チームからの提案に基づいて採用する。いずれの型の高度化推進事業も、年間最大1億円が5年間援助される。
 どのプロジェクトにも具体的成果の提示を求めていくという。中間評価の低いプロジェクトは研究終了年度を待たずに打ち切りとするなど、評価を重視している。また研究成果としての社会的貢献を重視している。

トラックバック・著作権・リンクについて
トラックバックURL

この記事のトラックバックURL:

このサイト内における全ての文章・画像・図表等の著作権は日本大学新聞社に帰属します
Copyright (C) NIHON UNIV. PRESS All Rights Reserved.