学術ニュース  2008年01月24日 15:30

■国際関係 大島前国連大使が講演 「日本は『環境』問題に関与せよ」

 国際関係学部は昨年12月11日、国際協力機構(JICA)の副理事長の大島賢三氏の講演会を同学部15号館1523教室で開催した。
 

 前国連大使でもある大島氏は「国連と日本外交について」と題し、国連における日本の影響力回復のためには環境問題などへの積極的な関与が重要だと述べた。学生や地域の住民ら約230人が聴講した。
 大島氏は日本が国連の活動に拠出する資金が年々減少し、それに伴い国連への影響力も低下していると指摘。その上で、日本の国連への影響力を回復するためには、環境問題などに対する関与を強化することが重要であるとし、まずは国内の環境問題対策で、世界の模範となるような活動をすべきだと説いた。
 講演後の質疑応答の場では「最近は、日本の対外援助額が年々減り続けており、中国など近隣諸国との関係も疎遠になっているのではないか」という質問が出された。大島氏は「東南アジアを含めた近隣のアジア諸国は、援助される側から援助をする側になりつつある。そのため、以前より水準の高い交流も行われるようになっている」と答えた。

国際 大島.JPG
日本の国連への影響力回復を説く大島氏

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