総合ニュース  2008年01月24日 15:10

■文理 「安全を科学する」展 防犯をテーマに地域貢献

 文理学部主催の「安全を科学する|最新の防犯技術と科学捜査|」展が昨年12月8日から24日まで、同学部百周年記念館で開かれた。同学部の展示会は2004年から毎年行われており、今回で4回目。
 

 これまでは伊能忠敬の日本図やシルクロードなど、地理や歴史に焦点を当てた展示を実施してきたが、今回は「地域の人々への貢献」という考え方を前面に押し出し、地域住民の関心の高い「防犯」をテーマにした。
 また、従来は地図や写真をフロアに敷き詰める平面上の展示が特色だったが、今回は会場中央に実物大の2階建てモデルハウスを設置、立体的な展示方法を試みた。
 モデルハウスには、防犯対策を施した面と施していない面を併設。防犯対策面には「侵入に5分以上要する」との性能を認められたCPマーク付きのドアなどを使い、未対策面に設置された建具との違いを比較できるようにした。防犯性能の高い建具に実際に触れることで、来場者の防犯意識を高める狙いがある。
 モデルハウスの周囲には泥棒の踏み台になる物置や忍び込みやすい芝生などを用意。泥棒に入られやすい環境を分かりやすく説明し、防犯効果を実感できるようにした。
 9日の開催記念シンポジウムでは、東京大学の小出治教授(都市工学)の基調講演のほか、地元の砧町町会わんわんパトロール隊事務局の原岡充さんらパネリスト4人による「持続可能な防犯対策の推進」と題したパネルディスカッションを開催した。

文理 防災.JPG
2階建てのモデルハウスを設置した

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