学術ニュース  2007年12月21日 16:17

■生産工 衛星画像を駆使 浸水被害の把握に生かす

 生産工学部の西川肇教授(リモートセンシング)らの研究チームはこのほど同学部実籾校舎第2野球場で、衛星画像を駆使して住宅地の浸水被害をどの程度把握できるのかを調べる検証実験を開始した。
 

 実験は、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)からの委託事業として行う。JAXAは人工衛星で観測した合成開口レーダー(SAR)画像を生かし、風水害の際に迅速な災害対策を立てる研究を進めている。SARは悪天候でも地上の様子を観測・撮影できるが、画像の読み取りに熟練を要する。
 同学部への委託研究では、水害に見舞われた住宅地がSAR画像にどう映るか調べるため、住宅に見立てた5メートル四方のプレハブ小屋を野球場内に建設。周囲を土のうで囲み、水を入れるなど4パターンの浸水状況を作り出す。この模様をJAXAの航空機や地球観測衛星に搭載したSARで撮影、その画像を点検する。
 実験は11月19日に開始、来年1月31日まで続く。西川教授はJAXAの「災害時の人工衛星活用に関する検討会」の座長を務めており、同学部に実験施設を設置する十分な敷地があることなどから委託が決まった。

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