学術ニュース  2007年07月18日 17:51

■歯学部付属病院 独自システム順調に稼動 電子化情報を一括して管理

 歯学部付属病院が独自に開発した「医療コンピューターシステム」が5月から導入され、順調に稼働している。

 医療機関の電子システム化を推進している厚生労働省は、2011年から全国の歯科病院の電子システム導入を義務付けている。同付属病院は、こうした動きにいち早く対応した。厚労省医政局によると、独自開発のシステムを導入した歯科病院は国内では珍しいという。
 「医療コンピューターシステム」は患者の予約、診療経過、カルテなどの医療情報を電子化して管理する。現在出回っている電子システムは医科向けのものが主で、病名や薬、器具などが異なる歯科には大幅な改良が必要となる。そこで同付属病院は、自前のシステム作成に向け、1999年に開発計画をスタートさせた。
 このシステムにより、一括管理された医療情報を各診療室などの専用端末から閲覧できる。情報の検索も容易で、迅速な対応が可能となった。また、手書きで読みにくい場合もあった紙カルテの問題点も解消された。
 システムを管理する同付属病院保険委員会の委員長を務める滝川智義准教授(歯科保存学)は「まだ改善すべき個所はあるが、非常に有効なシステムだ」と話している。

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