学術ニュース  2007年07月18日 17:44

■法 信夫教授が資料発見 日米の核持ち込み密約裏付け

 1969年の沖縄返還交渉の際、日米両首脳の間で核持ち込みの密約があったことを裏付ける資料を、法学部の信夫(しのぶ)隆司教授(国際政治学)が米国立公文書館で発見したことがこのほど明らかになった。当時の佐藤栄作首相の密使を務めた若泉敬氏(96年死去)と、キッシンジャー米大統領補佐官が密約について交した通話記録89点と暗号を記したメモなどが含まれる。

 日米両首脳の合意議事録の存在は以前から指摘されていたが、両政府は公式には否定している。
 同教授は2004年、キッシンジャー氏の通話記録に若泉氏の偽名「ヨシダ」が頻出することを疑問に感じ調査した。今回発見された通話記録は、核密約を暴露した若泉氏の著作「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」の内容の正しさを裏付けた。
 信夫教授の話 合意議事録の存在を裏付ける米側文書が残っていたことで若泉氏に対する評価がきちんとできると思う。

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