スポーツニュース  2007年06月28日 17:14

■相撲東日本学生 団体7連覇達成 4年ぶりに個人入賞逃す

 相撲の第86回東日本学生選手権は6月10日、東京・両国国技館で行われ、本学は団体で7年連続34回目の優勝を果たした。個人では深尾光彦(経済4=埼玉栄高)が決勝トーナメントに進出したものの、1回戦で敗れた。本学が個人で入賞(3位以内)を逃したのは4年ぶり。

 1チーム5人で争う団体戦は予選を3戦全勝で勝ち抜き、東洋大と並び1位で突破した。予選に参加した12校のうち、上位8校で争われる決勝トーナメントは1回戦で拓大に4―1で勝ち、準決勝では早大を4―1で下した。
 決勝は東洋大との対戦になった。先ぽうの深尾は押し出しで勝利。しかし準決勝まで二陣を務めていた木崎大輔(同=鳥取城北高)に代わって出場した薄井誠二朗(生物資源科2=埼玉栄高)が押し出しで敗れた。中堅の高山和典(経済3=同)が押し倒しで勝利し、続く副将の佐久間貴之(同1=同)は上手投げで勝ち、大将戦を待たずに優勝を決めた。
 個人戦は108人で争われ、本学からは団体戦の登録メンバー7人が出場した。4組からなる予選トーナメントで上位8人が決勝トーナメントに進み、本学からは深尾が出場した。しかし、深尾は1回戦で相坂卓(専大3)と対戦し、下手ひねりで敗れた。

チームに勝利を 
 ○…団体決勝で先ぽうとして出場した深尾は、土俵に入って立ち会い前に行う塵手水(ちりちょうず)の際、合掌の体勢で目をつぶった。相撲の神様に勝利を祈っていたのだという。
 大会1カ月前から連覇を目指し、練習漬けの日々が続いた。深尾は「レギュラーでないメンバーが大きな支えになった」と振り返る。率先してタオルを持ってくれ、手の届くところに水を置いてくれた仲間の気遣いがうれしかった。昨年も同じ大会に出場したが、今年は主将として部員をまとめる立場。今大会には団体7連覇が懸かっていたが「プレッシャーは感じなかった」という。今まで苦楽を共にしてきた部員のために勝ちたいという気持ちが強かった。
 準決勝までは危なげなく勝ち進んだ。決勝は初優勝を狙って勢いに乗る東洋大。深尾は立ち合いに十分に時間をかけ、気を合わせた。初めから果敢に前へ出て圧倒し、体勢を崩した相手を押し出した。勝った瞬間、部員たちに向かって両手を大きく突き上げた。「内に秘めていたものが爆発した」。先ぽうとしてチームに流れを引き寄せる役割を果たし、後のメンバーにつなぐことができた。先勝してチームが歓喜に沸く中「自分が勝っても安心はできなかった」という。しかしその思いは杞憂(きゆう)に終わった。二陣の薄井が敗れたものの、中堅の高山が勝ち、そして副将の佐久間が上手投げで勝ったとき、部員の歓声が国技館に大きく響いた。
 7連覇達成という結果に「部員全員で勝ち取った。だが、まだ全体的に土俵際に弱い」と冷静に分析。「また明日から練習です」。さらなる高みを目指していく。
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積極的な攻めを見せる深尾(右)

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