スポーツニュース , 写真ニュース  2007年06月06日 21:35

■自転車 東日本学生 団体2種目V 4000㍍団体追い抜き大会新

 自転車の第47回東日本学生選手権が5月12、13日、東京都調布市のオーヴァル京王閣で行われ、本学は団体2種目を制した。四千メートル団体追い抜きで小豆畑郁也(経済4=石川高)、川西貴之(文理3=岐阜・岐南工高)、辻中国宏(経済3=京都・北桑田高)、我妻敏(文理2=石川高)が大会新記録の4分29秒022で優勝。チームスプリントでは佐藤博紀(文理4=岩手・紫波高)、城幸弘(同=山梨・石和高)、中村健志(経済4=熊本・九州学院高)が1位となった。個人種目の優勝者はいなかった。文・写真=本田健介 

 四千メートル団体追い抜きでは予選を4分46秒346でトップ通過し、決勝に進出。「大会新記録を狙っていった」(小豆畑)決勝では、1周目から大会記録を上回るラップを刻み、新記録で優勝した。
 チームスプリント決勝では、選手登録していた阿部力也(経済2=宮城・東北高)が発熱で欠場。佐藤が代役を務め、決勝に臨んだ。チームはスタートダッシュに成功するとそのまま優位に立ち、東北学院大に競り勝った。
 男子スプリントでは、佐藤が準決勝で佐々木吉徳(明大2)に敗れたが、3位決定戦では小川海斗(早大1)に勝ち、3位入賞。60周のうち5周ごとに順位を計測し、その合計を競うポイントレースでは兼平純(同2=岩手・紫波高)が、10、20、30、40、55周でポイントを獲得して2位。四千メートル個人追い抜きでは山本貴洋(生物資源科3=福井・科学技術高)、スクラッチレースでは榎本剛士(経済1=和歌山北高)がそれぞれ2位入賞を果たした。

優勝への強い思い
 ○…チームスプリント決勝の出走前、新主将になった城はいつになく緊張していた。昨年の同大会で6種目優勝を達成した本学には、当然、今年も同様の結果が期待されていたからだ。しかし、男子スプリントで優勝が確実視されていた佐藤がまさかの3位。昨年制したポイントレース、四千メートル個人追い抜きなども優勝を逃し、この時点で優勝種目はゼロだった。
 今大会はシーズン最初の大会。個人の状態をチェックすることに主眼があるが「優勝がないのは…」と焦りを感じた。チームを引っ張る立場や、最高学年としても、優勝という結果が欲しかった。その気持ちは同学年の中村、佐藤、小豆畑も同じだった。
 当日、チームスプリントの登録選手が阿部から4年生の佐藤に変わるハプニングがあった。しかし、中村を含めた4年生トリオは最も気心の知り合う仲。むしろ「4年間、一緒にやってきた仲間だから走りやすかった」
 チームスプリントは3人でスタートし、1周ごとに1人ずつ抜けていく。後ろの選手は前の選手を風よけに使い、いかに体力を温存できるかが重要となる。先頭の中村はスタートダッシュが誰よりも速い。しかし、それだけでは陣形が崩れかねない。城、佐藤が中村のスタートダッシュに追い付けるかが鍵になる。そこで、スタート後に中村の後ろに城と佐藤がつき、2人が中村に声を掛けて、一気にスピードを上げていくという作戦を立てた。
 緊張感の中、城は「スタートが大事」と自分に言い聞かせた。合図とともに、中村、城、佐藤の順番で駆け出した。打ち合わせ通りに声を掛け、第1コーナーに入るときには、きれいな陣形を組むことができた。そのままスピードに乗り、最後は佐藤がゴール。今大会最初の優勝を勝ち取った。その後の四千メートル団体追い抜きでは小豆畑が後輩を引っ張った。城は優勝の喜びを仲間と分かち合った。

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四千メートル団体追い抜きで大会新記録を出した本学チーム

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チームスプリントで優勝した城(左)

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