スポーツニュース  2007年06月02日 11:42

■レスリングJOC杯 フリー60㌔級で紋谷が2位

 レスリングのJOC杯ジュニアオリンピック(JOC杯)が4月21、22日に横浜文化体育館で行われ、男子ジュニアの部フリースタイル60キロ級に出場した紋谷哲平(文理2=茨城・霞ケ浦高)が2位となった。紋谷は7月にフィリピンで行われるアジアジュニア選手権への出場が決まった。同84キロ級の永田裕城(同1=京都・網野高)、同96キロ級の内藤光祥(同2=日本工大付属東京工高)、同120キロ級の相沢優人(経済1=宮城・仙台育英高)、女子ジュニアの部55キロ級に出場した車屋綾香(商1=岩手・宮古商高)は3位だった。
 

 紋谷は、準決勝で小田裕之(国士舘大2)と対戦し2―1で勝利。決勝では矢野吉住(立命館大2)と対戦。第1ピリオドは2分間で勝敗が決まらず、延長戦に突入した。コイントスで優先権を得たが、攻めきれず、第1ピリオドを奪われた。第2ピリオドは、バックを奪い1点を先制したが、場外に出され1―1となった。同点の場合、最後にポイントを取った方がそのピリオドの勝者となるため第3ピリオドを落とし0―2で敗れた。
 富山英明監督の話 紋谷と永田は優勝を狙えると思っていた。練習の成果を試合で生かすことができるといいと思う。

始まった挑戦
 ○…紋谷は3月25日に行われた全日本選抜選手権(全日本)の予選会でまさかの敗北を喫して、全日本の出場権を逃した。期待されていただけに、周囲も落胆の色は隠せなかった。試合を見ていた赤石光生コーチからも「もっと練習を厳しくするからな」としかられた。勝てると油断していたかもしれない。反省し「全日本に出られない代わりに、絶対にJOC杯で優勝して、世界ジュニア選手権に出る」と固く決意した。
 試合までの1カ月間は、がむしゃらに練習した。実力のある本学OBと積極的にスパーリングをこなし、筋力トレーニングに励んだ。
 試合は、3回戦まで順調に勝ち進んだ。準決勝の第3ピリオド、残り30秒でリードを許した。最後の気力を振り絞り、タックルから相手を持ち上げて落とし3点を奪い逆転。しかし、体力はそこまで。「優勝は厳しいかもしれない」。準決勝の激闘の疲れが残り決勝では攻めきれず、0―2で敗れた。試合終了後、ウオーミングアップ場で一人涙を流した。
 優勝に手は届かなかったが、アジアジュニア選手権の代表に決定した。「出るからには優勝したい」。紋谷の挑戦はまだ始まったばかりだ。


レスリング.JPG
最後の気力を振り絞って戦う紋谷(下)

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