スポーツニュース  2007年06月02日 11:22

■バドミントン 春季リーグV2達成 最優秀選手賞に数野主将

 バドミントンの春季リーグ戦が4月28日から5月4日まで、横浜市の日本体育大学米本記念体育館で行われ、本学は5戦全勝で2年連続の優勝を果たした。最優秀選手賞に数野健太主将(法4=滋賀・比叡山高)が選ばれた。
 

 最終日の日体大戦は、4戦全勝同士の優勝決定戦となった。第1シングルスで、昨年まで主にダブルスに出場していた早川賢一(同3=同)は第3セットまで持ち込んだが、19―21で惜敗。第2シングルスでは数野が冷静な試合運びで2―0で勝利した。
 第1ダブルスは早川・中尾祐介(同4=埼玉栄高)組が登場。第1セットを落としたが、第2、第3セットを連取して逆転。2勝1敗とし、優勝へ弾みをつけた。
 第2ダブルスの数野・高木洋平(同=東京・関東第一高)組は息の合ったプレーで相手を圧倒。2―0で勝利し、本学は3―1で優勝した。

今後の成長へ
 ○…「個人戦は自分だけで戦うという意識で正面から立ち向かえるが、団体戦では仲間のためにも負けられないというプレッシャーがある」。幼いころから全国の舞台で活躍してきた早川は、勝利を期待されるたびにプレッシャーに苦しんできた。
 3年生になり迎えた日本ランキングサーキット大会。早川は日本ランキング1位の佐藤翔冶(NTT東日本)に勝った。実力を出し切って強い相手を倒したことで「バドミントンが楽しくなってきた」と言った。日ごろから早々と勝負に見切りをつけがちだった早川に、見城忠昭監督や韓在景コーチは「精神的強さが必要」と考え、ダブルスだけでなくシングルスにも出場させた。
 リーグ戦までシングルスの練習時間は十分ではなかったが、シャトルを自由自在に操る持ち前の技術と状況判断で勝ち進んだ。日体大との優勝決定戦では、チームの流れを決める大事な第1シングルスを任された。相手は昨年の全日本学生選手権シングルス王者の遠藤大由(3)。チームのムードを良くしたいと思うと気持ちが奮い立った。「実力は早川の方が上」と見城監督も認めるが、シングルスの経験では遠藤に劣る。早川はミスを連発し、第1セットを落とした。背中越しに、チームメートたちが気落ちする様子がビンビン伝わる。「ミスを恐れず攻めの姿勢で」―。前向きな気持ちでプレーし、第2セットは奪った。勢いに乗って第3セットに臨んだが、足がもつれるなど体力は限界。序盤4―10とリードを許し、必死の追い上げも一歩及ばず19―21で惜敗した。
 “得意”の第1ダブルスには勝ったが「もうシングルスはいいです」と笑った。監督やコーチの荒療治は「エース候補」の成長に効き目をもたらすのか。今後が楽しみだ。

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第1シングルスで強烈なスマッシュを打つ早川

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