サークルニュース  2007年06月01日 21:53

■工 坂野ゼミがロボコン出場へ

 工学部の坂野進教授(ロボット工学)のゼミナール(望月彰憲代表=機械工3)がこのほど、自作ロボットの性能を競う「NHK大学ロボコン」への出場を決めた。本学チームがロボコンに出場するのは6年ぶり。同コンテストは8月にベトナムで開かれる「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト」の代表選考会も兼ねており、坂野教授は「出る以上、優勝を狙う。わが方には秘密兵器もある。ぜひベトナムへ行きたい」と虎視眈々(たんたん)だ。  文=古田土 恵介 写真=メカトロニクス研究室提供
 

 本選は6月17日、東京・国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される。昨年末に行われた書類選考による1次審査と、4月に行われたビデオ録画による2次審査を経て出場が決定した。チーム名は「北進桜」。
 コンテストは2チームが対戦する形式で行われる。試合時間は3分。有線ないしは無線で操作する手動ロボット1台とプログラムによって動く自動ロボット(最大3台)を駆使して、いかに早く課題をこなすかを競う。
 ステージは1辺14メートルの正方形。中に約70平方メートルの正十角形のゾーンがある。そのゾーンでは自動ロボットの動作のみが認められている。十角形の角には1本ずつ棒が立てられている。まず、手動ロボットがドーナツ形の輪をこの棒に次々とはめ込む。自動ロボットはこれを受け取り、さらに内側にある十角形の周囲に立てられた5本の棒に入れる。こうして確保した3本の棒がV字の線を結んだら勝ちというルールだ。
 両チームともV字を作れなかった場合は、外周に置かれた棒の確保数が多いチームが勝利となる。輪を1番上に置いたチームが棒を確保できる。ただ置くだけでなく、相手を妨害する戦術や駆け引きも必要とされる。
 本学チームは手動ロボット1台と自動ロボット3台の計4台を制作中。本選ではすべてのロボットを起用する予定だ。
 同チームが開発中の手動ロボットは、秘密兵器として「マスター・スレーブ」と呼ばれる遠隔操作方式を採用。操縦者の手首、ひじ、肩関節に取り付けたセンサーからの情報をロボットに送り、同じ動きをさせることができる。物を持ち上げるアームの動きなどを従来の方式より精密に行え、細かな作業も難なくこなせるという。自動ロボットの2台は得点を決める役割で、残る1台は相手の得点の妨害役に当てたいという。
 坂野教授の話 発想の新しいロボットをつくれと指導してきた。学生がとても頑張っているので、動作テスト期間も長く取れると思う。優勝を狙いたい。


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ロボットの改良に取り組むメンバー

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