スポーツニュース  2006年12月19日 22:05

■第33回箱根駅伝 俺たちに任せろ!! 33年ぶりVへ出陣

 第83回東京箱根間往復大学駅伝競走が来年1月2、3日に、東京・大手町―神奈川・芦ノ湖間(往復全10区間=217・9キロ)で行われる。本学は土橋啓太主将(文理4=福岡・大牟田高)、福井誠(商4=千葉・市立船橋高)がチームを引っ張り、33年ぶりの総合優勝を狙う。本学の注目選手を紹介する。文=小野 愛実

 「誰を起用するか迷うほど選手の力は拮抗(きっこう)している」と小川聡駅伝監督。当初は、昨年主将としてチームを引っ張った武者由幸(2006年文理卒・現トヨタ自動車)ら主力選手が卒業したことにより戦力ダウンも懸念された。しかし、後輩たちの急成長やダニエル・ギタウ(通称ダニエル、国際関係1=ケニア・ガル高)の入部もあり「選手層は昨年より厚みを増した」と同監督は話す。
 22日間にわたる夏合宿では、30キロ前後の距離走を中心に走り込みを続けた。その成果は出雲全日本大学選抜駅伝(=出雲)、全日本大学駅伝対校選手権(=全日本)で連続2位確保として結実した。福井も「粘り強い選手が出てきた」と話す。初挑戦の出雲で2区の区間2位、全日本で5区の区間賞獲得と成長著しい松藤大輔(商3=千葉・市立船橋高)、上尾ハーフマラソンを好記録で走破した中原知大(文理1=山口・西京高)、田中仁(経済2=新潟・中越高)など新たな戦力が加わった。土橋主将も「誰かがつまずいても遅れをカバーできるチームになった」と自信を見せる。
 優勝候補には、本学をはじめ東海大、駒大、亜大、東洋大、順大などが挙げられている。しかし、予選会から出てきたチームにも可能性はあり「戦国駅伝」と呼ばれるほど、混戦は必至だ。
 本学が優勝を手にするためには、往路での走りが決定的に重要になってくる。小川監督も「有力選手を起用する」と語った。国際千葉駅伝の日本学生選抜に選ばれた福井や全日本で2区の区間賞を獲得したダニエルらが、前半で他大との差を広げ、復路に向けて勢いを付けられるかどうかが総合優勝へのカギとなる。
 武者ら卒業生は「今年は4年生が主力のチーム。4年生がしっかり走らなくては」と口をそろえる。その重責を担うのが土橋主将だ。出雲、全日本は力を出し切れなかったが、1年生から全駅伝に出場。出雲、全日本ともに優勝を経験しており、勝ち方を知っている。その経験は箱根でも生きるはず。「日本一の襷(たすき)」へ全員駅伝で、33年ぶりの優勝を狙う。

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