サークルニュース  2006年12月02日 20:07

■キックボクシング 金谷選手バンタム級王者に

 キックボクシング部(米内将剛主将=法・法律4)の金谷隆洋選手(経済・経済3)が11月11日、東京・後楽園ホールで開催された第65回全日本学生選手権のバンタム級チャンピオン決定戦で判定勝ちし、新チャンピオンとなった。団体戦は準優勝だった。藤田 一輝

 バンタム級チャンピオン決定戦は、メーンマッチとして組まれた。金谷選手は諸角英一選手(中央大4)と対戦し、1回開始直後から激しいパンチのラッシュを繰り出した。試合はほぼ互角の展開だったが、2回開始48秒に諸角選手がレフェリーと接触した際、左こめかみを強打、試合続行が不可能と判断され、手数の多かった金谷選手が2―1で判定勝ちした。
 また、中浜優選手(文理・ドイツ文2)は大久保賢選手(明大3)と対戦し、左ストレートでKO勝ち。矢崎壮登選手(同・物理3)はひざ蹴りとパンチで攻め、3―0で判定勝ちした。
 本学は、個人の試合結果をポイント換算する団体戦で21点を獲得したが、東洋大に1点及ばず優勝を逃した。

紙一重の勝利
 ◇…「20―20、優勢判定…青、金谷選手」。会場にリングアナウンサーの声が響いた。仲間からの「おめでとう」の声を、金谷選手はうれしいながらも少し複雑な思いで聞いた。
 際どい判定と言うしかなかった。2回、対戦相手の諸角選手がレフェリーと接触する「事故」が起きた。試合続行は不可能と判断され、判定に持ち込まれた。
 諸角選手とは7月の大学交流戦で対戦し、引き分けている。「持久力がある」諸角選手だが、打たれ弱いという弱点もあった。「キックをおとりにして、パンチで決める」作戦を立てた。
 開始と同時にパンチの応酬が始まった。試合当日までの無理な減量が響き、相手の攻撃がじわりと効いてきた。反撃しようにも、自分のパンチはなかなか決まらない。
 それでも、作戦を変えなかった。「パンチに弱いはず。攻め続ければ…」。3週間ほど前にはく離骨折した左手も気にせず、2回もひたすらパンチを繰り出した。
 判定になった時は、正直負けを覚悟した。だが、結果は思わぬ勝利。「どんな形でも勝てれば」と、パンチに徹した戦法が紙一重の勝利をもたらした。

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